前立腺肥大の症状
前立腺肥大症は、前立腺の細胞数が増加して肥大化する病気です。
前立腺肥大症になると、射精しても精液が勢い良く飛ばなくなったり、尿切れが悪くなることで力まないと尿を出し切ることが出来なくなります。
前立腺肥大症が悪化すると尿道が塞がって尿が出なくなってしまう恐れがある、大変恐ろしい病気です。
前立腺肥大症の初期症状は、トイレが近くなることです。
2時間以内にこうした事が頻繁に起きるようになると、前立腺肥大症の初期症状と言えます。
高齢の人にトイレが近い人が多いのは、このような前立腺肥大症を発症していると言われています。
そして、さらに症状が進行すると残尿感が感じられ、排尿時は下腹部に力を入れないとなかなか尿が出なくなります。
そのため、排尿後もまだ出し切っていない感じがするため、頻繁にトイレに行きたくなります。
前立腺肥大症は悪化すると完全に排尿できなくなり、膀胱に尿が溜まり腎不全などの重病を併発する恐れがあります。
射精時や排尿時に違和感を感じた時には、早い段階で病院で受診するようにしましょう。